
「お話タイム」は、1週間の出来事と自分の気持ちを話すコミュニケーション学習です。
1学期までは、☀️晴れ:楽しい、☁️くもり:まあまあ、☂️雨:つまんないの3つから気持ちを選んで話していました。
もっとそれぞれの気持ちにフィットする言葉で表現することはできないか?と考え、気持ちを色で表すことにしました。
まず17本のカラーボトルの中から自分の気持ちに合う色を1本選び、どんな気持ちの1週間だったか、どんな出来事があったかを自由に話します。
すると、今までにでてこなかったいろいろな言葉で気持ちを表現できるようになりました。
「楽しい」「うれしい」「つまんない」の墓に「最高!」「ワパーいっぱい」「気持ちいい」「がっかり」「泣きそう」など色々な気持ちを聞くことができるようになり、とてもうれしく思っています。
引っ込み思案であまり話をすることができなかったNちゃんが、通級で学んだ「ぷちはっぴー!」な出来事を詳しく話してくれたり、教室での勉強が思うようにできなかったRくんが、「みんなといろんな勉強や運動ができてすごく爽やかな気持ち」と笑顔で話してくれたりしています。
あまり、学校に来れれず、「どっちがいい?」と聞くと、ほとんど「どっちでもいいです。」と答えていたMちゃんもすんなりクリアーカラーボトルを選部ことができました。
自分の気持ちを振り返り、ボトルを選んで、話をする。簡単なエクササイズですが、自分で選び、自分の言葉で表現することは、意思決定する力、自分の考えに自信をもって表明する力を育み、私がしっかりと聞いて、気持ちを受け止めることで、自己肯定感を高めることにつながる大切な学習と考えています