数年前にオーラソーマから退いていたし、現在のオーラソーマの状況が決して良くないことは耳にしていたので、驚きはしなかったものの、残念な思いしかない。
設立当時のことが思い出される。
どの様に運営していったら良いか、
会則、会費、会員証、会報、細かいところまで、全てが手探りだった。
20年前のことだった。
ほとんどが紙ベースだったし、イギリスからきたニュースレターの画像が上手くパソコンに取り込めなくて、切り貼りしてコピーしたりもした。
日本では会員の活動場所が分かるように会員番号を郵便番号を利用し振り分けたが、
その方が引っ越したらおしまい。
こんな素人考えで始まった。
思いの外、会員はどんどん増えていった。
本国イギリスよりもしっかりした組織に日本がなっていき、
全国で2000人を超える会員数となり、毎日どこかでコースが開かれており、登録、更新、修了書発行だけでも
二人の専任スタッフでも追いつかない程だった。
そんな時、誰もが今日の日を迎えることなど予期しなかったと思う。
オーラソーマがリードして、カラーセラピーの業界を世界に認知させたかった。
日本にもそれから他10種類位カラーセラピーが出てきたが、横に手を結ぶことはできなかった。
色は老若男女、国や人種をこえて、全ての人に喜びを与えるものである。
何が何でも色の魅力を伝えたいと、
そんな思いでワクワクしながら、その発展を願い日々熱く活動していた。
どこからか何かが変わっていった。
時代の変化で納得できるものなのか?
私がasiact Japanの代表を退いて5年。
私がasiact Japanを立ち上げたことも知らない人もいるかも知れないが、
私は、残念で仕方がない。
オーラソーマに関わった方々の殆どが、私と同じ様に色が好きで、
純粋にオーラソーマが素晴らしいと、今も尚思っていると思う。
あー、戻れるものなら振り出しに戻したい。